忙しいのに利益が増えない会社が、まず見直したい3つのこと

毎日忙しく仕事をしている。
注文もそれなりに入っている。
それなのに、なぜか利益が増えない。

中小企業の現場では、このようなことがあります。

忙しいことと、利益が出ていることは同じではありません。

売上につながらない作業、手直し、待ち時間、少量の仕事への対応など、日々の仕事の中に利益を圧迫する原因が隠れていることがあります。

今回は、忙しいのに利益が増えないときに、まず見直したい3つのポイントをご紹介します。

1.「忙しさ」ではなく「何に時間を使っているか」を見る

忙しい会社では、社員が一日中動いているため、「これ以上効率化するのは難しい」と感じることがあります。

しかし、大切なのは忙しさそのものではなく、何に時間を使っているかを見ることです。

たとえば、材料や工具を探す時間、次の作業を待つ時間、やり直しや手直し、何度も行う確認作業などです。

一つひとつは数分でも、毎日繰り返されれば大きな時間になります。

大切なのは、社員に「もっと速く働いてもらう」ことではありません。

「利益につながる仕事」と「利益につながりにくい時間」を分けて見ることです。

まずは、一日の仕事の流れを書き出し、どこに時間を使っているのかを確認してみましょう。

2.「売上がある仕事」と「利益が残る仕事」を分けて考える

売上が増えているのに、なぜか利益が増えないことがあります。

その原因の一つが、仕事ごとの「採算」の違いです。

たとえば、売上は大きくても、材料費が高い仕事、手間のかかる仕事、少量で段取り替えが多い仕事などは、思ったほど利益が残らないことがあります。

反対に、売上はそれほど大きくなくても、手間が少なく安定して利益が残る仕事もあります。

大切なのは、売上の大きさだけで仕事を判断しないことです。

「この仕事をすると、最終的にいくら利益が残るのか」という視点で見てみましょう。

まずは、主な製品や取引先ごとに、売上と材料費、外注費、かかっている時間などを書き出してみるところから始めてみましょう。

3.「やめる仕事」「減らす仕事」を考える

忙しい会社ほど、「仕事を増やすこと」に目が向きがちです。

しかし、利益を増やすためには、仕事を増やすだけでなく、今ある仕事を見直すことも大切です。

たとえば、手間がかかる割に利益が少ない仕事、少量のために何度も段取り替えが必要な仕事、長年続けているものの採算が合っていない仕事などです。

もちろん、採算が悪いからといって、すぐにその仕事をやめる必要はありません。

大切なのは、「なぜこの仕事を続けているのか」を一度確認することです。

価格を見直す、まとめて生産する、作業方法を変える、場合によっては仕事そのものを減らすなど、改善できる方法がないか考えてみましょう。

「何を増やすか」だけでなく、「何をやめるか・減らすか」を考えることも、利益を残すための大切な経営判断です。

まとめ|忙しさを「利益」に変えるために

忙しいのに利益が増えないとき、さらに仕事を増やそうとする前に、今の仕事の中身を見直すことが大切です。

ポイントは、

「何に時間を使っているか」
「どの仕事に利益が残っているか」
「やめる・減らす仕事はないか」

という3つの視点です。

大きな設備投資や人員増強をしなくても、今ある仕事を整理するだけで改善できることがあります。

まずは、一日の仕事の流れと、主な製品や取引先ごとの採算を書き出すところから始めてみましょう。

忙しさの中に隠れているムダが見えてくると、利益を増やすために何を改善すればよいのかも見つけやすくなります。

利益改善について、まずは一度ご相談ください。

忙しいのに利益が増えない。どの仕事に問題があるのか分からない。まだ課題がはっきり整理できていなくても大丈夫です。

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